ベネチアの観光政策
Ciao!うめこです!
今回は私がベネチアへ足を運んでみて、
おもてなしされる側として思ったこと感じたこと、
観光政策を学ぶ側として気づいたこと等々を書いていきます!
実は私は観光政策・街づくりに興味があって、
それを実際に、世界有数の観光大国が多いヨーロッパで体験したくて
イタリアに留学しました。
その計画を評価され、トビタテ留学JAPAN!という奨学金団体に
留学の後押しをしていただきました。
行く行くは自分の地元や、日本全体の観光の発展に貢献できたらなーと思っています。
前置きはこのくらいにして、
もしイタリア、ベネチアの観光政策や観光文化に興味がある方がいましたらぜひご覧くださいな☺
今回の目録はこんな感じです。
①ベネチアに人数制限?
②PRが大事!
③お土産事情
①ベネチアに人数制限?
イタリアの中でもトップで人気のある観光地であるベネチアには、
とにかく人が絶えません!
私が行った真冬の時も、
またまた私の行った大雨の時も、
大勢の人がいました。
もちろん人が多く来るほど、
レストランは儲かるし、
公共交通機関も儲かるし、
町に活気がでるし、
メリットがたくさんあります。
ですが、人が多いせいで起こるデメリットもあります。
例えばゴミの量が増えたり、(ベネチアではあまりゴミがあふれている印象はありませんでしたが)
騒音が起きたり、
住民が公共交通機関に乗れなかったり。
「ベネチアは旅行で行くけど、絶対に住めない」
とイタリア人の友達がみんな口を揃えて言っていました。
そのせいで最近、
イタリアの各地で観光客の入場制限をかけてほしいとの声が、住民や政治家から上がっているそうです。
観光地化するには、デメリットもきちんと視野に入れ、
住民への配慮、アカウンタビリティを果たす必要があるようですね。
②PRが大事!
不動の人気があるベネチアですが、なぜ人気なのでしょうか。
私の個人的な意見ですが、理由がいくつかあると思います。
まず、前回のパートでお話ししたように、世界でトップの観光地に相応しい美しさがあります。
見た人がみんな行きたくなるような魅力を持っていることが一つ目の理由です。
二つ目に、PRが広くに渡って行われていることが理由だと、個人的に思います。
例えば、
ヨーロッパで多くの人が使う長距離バス、Flixbusのお尻に大々的に写真が貼ってあったり、
遠く離れた日本でもテレビで特集されたり、
旅行会社の窓口や、Web広告のトップでもよくベネチアの写真を見る気がします。
私も実は、中学生のころに見たベネチアの特集で一目惚れし、
英語やイタリア語を勉強して、大学になってイタリア留学をしました。
このように、人を魅了し、足を運んでもらうには
元々の魅力はもちろんですが、どのように伝えるか、が重要であるとヨーロッパへ行き、思いました。
最近ですと、インスタグラムやツイッターが広く普及して、
訪れた人が写真を載せて投稿、見た人が行きたくなる、というサイクルがありますよね!
実際にSNSで広めてもらうために、羽を生やして写真が撮れるスポット(?)があったりとか、公式ページをフォローしてね、みたいなのを色々な国でよく見ました。
私もインスタのタグ検索をして旅行先を決めたりしてます、、、。
私の地元にも応用できないかな~と思ったりしています。
③お土産事情
最後に、こちらはベネチアに限ったことではありませんが、
お土産屋さんが発達している気がします。
メストレ駅を出てすぐ、小さいテント風のお土産屋さん(キヨスク)が目の前に3つくらい、
すぐ左を見ると建物の中にもお土産屋さん、
駅の中にもコンビニ的なノリで小さいお土産屋さんがあります。
売っている物や値段がちょっとずつ違うので、お土産屋さん巡りも楽しいですが、
ベネチア全土には一日で回りきれないくらいお土産屋さんがあります。
そして売っているものも小さくて、飛行機で帰る時もかさばらないようなものがたくさんあります。
例えば、マグネット、ポストカード、キーホルダー、手乗りサイズの置物などなど。
これなら親戚、友達、色々配って歩けますね!
日本はヨーロッパと比べてあまりお土産屋さんが発達している印象はなくて、
これ!といったお土産がないような気がします、、、。
もちろん京都や東京は色々と買い物できるところはありますが。
(私の勝手なイメージです)
ですが、専門的なお店を色々巡ってお土産を買うのも楽しいですし、
日本製の物は世界的に人気がありますし、
日本が悪い!とはいいません!もちろん!日本大好き!
ただ、私の地元なんかは田舎なもので、
お土産といっても渋いお菓子(私は好きです)とか、
よくわからんキャラクターのキーホルダーとか、
みんな何をお土産に買っているのかなと思います、、、笑
てなわけで、ヨーロッパの方はお土産にマグネットやポストカードを買うのが
結構メジャーだと思うので、
私の地元もなんか可愛いポストカード作ってくれないかな、と希望を抱いています!
以上が、私がベネチアの観光政策を見て、考えたこと、感じたことでした!
こういった話に興味のある方は、ぜひ今後の記事も読んでいってください☺
では、うめこでした!ciao!